Burma VJ(ビルマVJ 消された革命)、カレン族、先は見えぬが叛乱は必ずある
最近は学校の休み時間に何してるねん?とリンゴに聞くに
「ひとりでジャングルジム登ってるで(^^)」との返事。
他の子は何してるん?「男も女も校庭でドッジボールやってるで」
あんたはなんでせぇへんの?「そんなんえーやんー;」。
ということらしいので、しばらくは余計なお世話をしようと、キャッチボール用のゴムボールをゲットして、家の前でボール投げで遊んだり。
そんな週末、『ビルマVJ 消された革命』を観に大阪十三の七藝へ。
初日のオマケ「トークショー」を古い友人であるコテツがするっていうんで、リンゴには学童やプールを休んでもらって付き添いをお願いする。学童は16:30までやし若葉は仕事やし、リンゴを放っとく訳にイカンのよ。リンゴとは一心同体ってこと。
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で、10年ぶり?ぐらいに偶然!十三駅でコテツ本人に会えたよ。嬉しかった。やっとリンゴに会わせられたわ、今までニアミスばっかりやったからなぁ。コテツは割とツルツルしてました。tweet したけど、トークショーで会場の「ビルマの今後のシナリオは?見通しは?」という質問に対して、箱田徹が
「シナリオは無い。先のことも判らない。しかし映画の通り蜂起は起こったし、必ず、そのうち前触れもなく突然「それ」は起きる!」
というようなことを口熱く応えたのが最も印象的だった。
リンゴは、「赤い坊さんが戦ってる」姿は認識した様子。
宇田さんは「外務省のウェブページにアクセスしてください。皆さんがビルマに関心がある、ということを伝えてください!」と訴えておられた。外務省の告知見ると、2010/05/28付けで「2010年中に総選挙の実施が予定されており,政治的な緊張の高まりが一般治安情勢の悪化につながる可能性も排除できません。」って書いてるね。
あと、宇田さんが話題にして、如何にひどいかっていう例で言わはった「2月,複数政党制による総選挙を2010年に実施する旨発表し,同年5月,大型サイクロンの上陸により甚大な被害が出ている中で,新憲法の是非を問う国民投票が行われ,結果,新憲法案は承認されました。」って、批判的なんか、どうでも良いのか、判別できん言い方してるね。サイクロンの甚大な被害の中、「投票率99%新憲法賛成92.4%」というトンデモ投票だったことは「当然知ってるよね?」ってことなんかな。
、、でも、この外務省のページってアクセス数とか調べてるかなぁ?^^;
そうそう。宇田さん(というか書店?)も映画館にダンボール数個の書籍を用意して来はったら、全て売れ切れたに違いない雰囲気だった! 残念ながら僕は映画館で書籍をゲットできなかったので、後日『閉ざされた国ビルマ カレン民族闘争と民主化闘争の現場をあるく』(宇田有三)を購入したよ。
これまで”カレン族”については、何となく気にしていたものの何も知らなかった。本は面白かった。そうか「少数民族(minority)」と言わないで、「民族集団(ethnic group)」と言うようにしているのか。(←D・タカボー「君たち外部の者は、我々のことをいつも『少数民族(minority)として取り扱っているが、それはどういうことかね。絶えず『軍政に対して「少数民族」が抵抗している』と書くが、我々は単なる少数者という存在ではなく、民族としてカレンという呼び名があるのだよ』」)
後日、リンゴと読んでて、リンゴが目を止めたポイントは2つ。
1)なんでおとこのひともみんなスカートみたいなん履いてるん?
2)なんで首にいっぱいなんか付いてるん?
<パダウンの女性が真鍮の輪をつける写真(首長族)
そうかぁ~、僕が太鼓出演のときにパジチョゴリなど着たり、友達がチマ着てるときも「なんでなん?」とか全然言わないのに、「ロンジー(巻きスカート)」を疑問に思うんか~。うーむ
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今回「赤い坊さん」の”デモ”を映画で見てて、頭の中では、1952年「吹田事件」の”デモ”のこともチラっと考えていた。最近昔の資料を再読・乱読している。世間でも1950年付近の朝鮮人や共産党の「運動史」について「調べる」のが流行ってるみたいなんで、当然、『大阪で闘った朝鮮戦争 吹田枚方事件の青春群像』(西村秀樹)なんかも多くの人に読まれて(事件性の部分だけツマミ食いされて)いるんだろうな、とか考えてた、というか、その辺の「朝鮮進駐軍?」話、書きたい話も色々あるのだが、ようまとめない。しかも、既に沈静化してるっぽいし、、
そうそう、久しぶりに十三に行って、例の、吹田事件話で有名?な「一平」を巡りたかったのだが、果たせなかったよ、、。
つづき↓
http://aohyon.blogspot.com/2010/06/burma-vj.html
「ひとりでジャングルジム登ってるで(^^)」との返事。
他の子は何してるん?「男も女も校庭でドッジボールやってるで」
あんたはなんでせぇへんの?「そんなんえーやんー;」。
ということらしいので、しばらくは余計なお世話をしようと、キャッチボール用のゴムボールをゲットして、家の前でボール投げで遊んだり。
そんな週末、『ビルマVJ 消された革命』を観に大阪十三の七藝へ。
初日のオマケ「トークショー」を古い友人であるコテツがするっていうんで、リンゴには学童やプールを休んでもらって付き添いをお願いする。学童は16:30までやし若葉は仕事やし、リンゴを放っとく訳にイカンのよ。リンゴとは一心同体ってこと。
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で、10年ぶり?ぐらいに偶然!十三駅でコテツ本人に会えたよ。嬉しかった。やっとリンゴに会わせられたわ、今までニアミスばっかりやったからなぁ。コテツは割とツルツルしてました。tweet したけど、トークショーで会場の「ビルマの今後のシナリオは?見通しは?」という質問に対して、箱田徹が
「シナリオは無い。先のことも判らない。しかし映画の通り蜂起は起こったし、必ず、そのうち前触れもなく突然「それ」は起きる!」
というようなことを口熱く応えたのが最も印象的だった。
リンゴは、「赤い坊さんが戦ってる」姿は認識した様子。
宇田さんは「外務省のウェブページにアクセスしてください。皆さんがビルマに関心がある、ということを伝えてください!」と訴えておられた。外務省の告知見ると、2010/05/28付けで「2010年中に総選挙の実施が予定されており,政治的な緊張の高まりが一般治安情勢の悪化につながる可能性も排除できません。」って書いてるね。
あと、宇田さんが話題にして、如何にひどいかっていう例で言わはった「2月,複数政党制による総選挙を2010年に実施する旨発表し,同年5月,大型サイクロンの上陸により甚大な被害が出ている中で,新憲法の是非を問う国民投票が行われ,結果,新憲法案は承認されました。」って、批判的なんか、どうでも良いのか、判別できん言い方してるね。サイクロンの甚大な被害の中、「投票率99%新憲法賛成92.4%」というトンデモ投票だったことは「当然知ってるよね?」ってことなんかな。
、、でも、この外務省のページってアクセス数とか調べてるかなぁ?^^;
- 外務省 海外安全ホームページ(ミャンマー)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=018#header
そうそう。宇田さん(というか書店?)も映画館にダンボール数個の書籍を用意して来はったら、全て売れ切れたに違いない雰囲気だった! 残念ながら僕は映画館で書籍をゲットできなかったので、後日『閉ざされた国ビルマ カレン民族闘争と民主化闘争の現場をあるく』(宇田有三)を購入したよ。
これまで”カレン族”については、何となく気にしていたものの何も知らなかった。本は面白かった。そうか「少数民族(minority)」と言わないで、「民族集団(ethnic group)」と言うようにしているのか。(←D・タカボー「君たち外部の者は、我々のことをいつも『少数民族(minority)として取り扱っているが、それはどういうことかね。絶えず『軍政に対して「少数民族」が抵抗している』と書くが、我々は単なる少数者という存在ではなく、民族としてカレンという呼び名があるのだよ』」)
後日、リンゴと読んでて、リンゴが目を止めたポイントは2つ。
1)なんでおとこのひともみんなスカートみたいなん履いてるん?
2)なんで首にいっぱいなんか付いてるん?
<パダウンの女性が真鍮の輪をつける写真(首長族)
そうかぁ~、僕が太鼓出演のときにパジチョゴリなど着たり、友達がチマ着てるときも「なんでなん?」とか全然言わないのに、「ロンジー(巻きスカート)」を疑問に思うんか~。うーむ
- 公式:ビルマVJ
http://burmavj.jp/
- tetzhkd 『「Burma VJ 消された革命」徹底解剖』(6月5日、大阪・第七芸術劇場) 出演:宇田有三(フォトジャーナリスト)×箱田徹(ビルマ情報ネットワーク) ※14:40の回上映後 http://ow.ly/1IRhs 『情況』(@jokyo_jp)7月号にも記事掲載
- burmavj_japan 『ビルマVJ 消された革命』本日の6/5から大阪 第七藝術劇場、岡山 シネマクレール丸の内にて公開が始まります。6/5(土)初日14:40の上映後には第七藝術劇場にて宇田有三さんと箱田徹さんのロングトーク、6/6(日)14:40の上映前には土井香苗さんの舞台挨拶あり。
- aohyon 今朝はリンゴ、水泳行かないで学童保育に行かせてみた。皆で一緒に昼ごはんを作って食べる。でも夕方16:30という中途半端な時間までなので昼過ぎ迎えに。その後は十三「七藝」のビルマVJトークショー!リンゴ無理やろか、、。「坊さんやカメラの人が闘う映画や」「闘い行く~!」(つд`)
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今回「赤い坊さん」の”デモ”を映画で見てて、頭の中では、1952年「吹田事件」の”デモ”のこともチラっと考えていた。最近昔の資料を再読・乱読している。世間でも1950年付近の朝鮮人や共産党の「運動史」について「調べる」のが流行ってるみたいなんで、当然、『大阪で闘った朝鮮戦争 吹田枚方事件の青春群像』(西村秀樹)なんかも多くの人に読まれて(事件性の部分だけツマミ食いされて)いるんだろうな、とか考えてた、というか、その辺の「朝鮮進駐軍?」話、書きたい話も色々あるのだが、ようまとめない。しかも、既に沈静化してるっぽいし、、
そうそう、久しぶりに十三に行って、例の、吹田事件話で有名?な「一平」を巡りたかったのだが、果たせなかったよ、、。
つづき↓
http://aohyon.blogspot.com/2010/06/burma-vj.html
2 コメント:
カレンかぁ。大阪外大に世界でも指折りの言語学者がいますよ。
元々ミャンマーの南の方はカレンとかモンが住んでいた地域なんだけど北方からビルマ族が進出してきて、山岳地帯を除けば今は混ざり合って住んでいるので、独立できるかは微妙なんですよね。
しかもスゴー、ポーをはじめ様々な言語集団に別れていて、さらにそれぞれが仏教徒とクリスチャンに別れ、文字も別々なものを使っていたりするので民族の一体性も形成されにくい。
タイに難民が多く入っているのでシャンやカチンに比べて国際的に注目されやすかったってことは言えます。
ビルマの軍政は戦後一貫して親日のポーズを示してきたので、日本政府は割と軍政に対して甘くて、欧米とかに比べるとミャンマー領内のエスニックグループに対しては比較的冷淡。
この辺は中国共産党とチベットなどの関係にも似ている。中共も80年代初頭までは一貫して日中友好ムードを示していた。これは彼らが対日戦争を通じて日本人がどういう民族かをよく知っていて、友好ムードを示すと財布の紐がゆるくなることを知り尽くしていたから。その後中国が反日ムードになってしまったのは、日本を知らない戦後世代が社会の中心を占めるようになったということ。
HUちゃんコメントありがとう。
ちょっと続き書きました。
つづき↓
http://aohyon.blogspot.com/2010/06/burma-vj.html
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/青ひょん