2008/05/03

地塩寮の総会に行ってきた(その1) YMCA会館@ヴォーリズ設計



僕が学生時代にお世話になった地塩寮の総会に行ってきた。(正式には「京都大学キリスト教青年会定期総会」。正確に書くとネット検索に引っ掛かるので止めたほうがいいのかな? まぁ、今更ええか。) 僕は京都大学に在籍したことはなく、学外の特別会員とかそういう身分。僕の出身は京都の有名じゃないほうの国立、京都工芸繊維大学という理系な大学。

総会は毎年あるんだけれど、実は、OPになって参加したのは、多分初めて^^; す、すいません。

なぜ卒寮して15年も参加しないで、今更、、、という話もあるが、出席に特別な理由は無い。「来年の理事を引き受けられるか?」という話を現役に近いOPから最近受けまして、それを断り、「申し訳ないなぁ」という思いが理由のひとつ。あと、総会に行けば出会うであろう人の顔を思い、出席しました。(あと、現役の韓文研後輩から様子を聞かれていたのもあるけれど、それはまぁ、重要なんだけどメインの動機ではない)

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地塩寮は、いわゆる学生自治寮であり、生活する学生が中心になり寮を運営している。あと、現役と寮OPなどで構成する「理事会」ってのがあって、学生だけで判別できない領域などをフォローする。(理事会の定義付けは正確なところは違うと思うし、実際の機能も違うだろうけど、僕はそう思ってた。)

で、総会では、寮・理事会を中心とした1年間の報告と総括、質疑応答、収支予算の確認などを行った。

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京都大学YMCA会館(京都大学基督教青年会館)
ヴォーリズ設計


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寮の前にはYMCA会館という洋館が建ってる。古い建物で(1913年新築)、煉瓦造2階建の登録有形文化財。数年前に手を入れてキレイになった。設計は、William Merrell Vories(ウィリアム・メレル・ヴォーリズ)。

この2階ホールにていつも総会を行っている。今回もそう。

僕は地塩寮に3回生から6回生まで(1992~1995年)在籍してたんだけれど、実は、このYMCA会館には1回生(1990年)から在籍(?)していた。「会館使用団体」である「韓国文化研究会」のメンバーとしてだ。この韓国文化研究会というのは「在日韓国学生同盟 京都府本部」のフロントサークルの名称(言い方がアレだったらゴメンなさい)。

なので、総会の場である2階ホールにも、色々な思い出がある。15年前というけれど、去年までここで活動してきたかのような気分になる。当時は、ここで踊ったりピアノ弾いたり歌ったりしてました。

1970年代から様々な個人・団体がこの会館を利用してきたそうな。

僕が会館に居た 1990 年代当時に利用していたのは、、、

「京都・水俣病を告発する会」
「反原発めだかの学校」
「関西反弾圧連絡会議」(って名称だったね?、、、)
「韓国文化研究会」

などなど、あと、ホールを”定期的”に利用する個人・団体も複数いた。当時は、「モノクロームサーカス」が時々練習してたり、僕の友人が朝鮮舞踊の練習したり。また、短い期間ではあったが、僕と友人のキヨミ@生活主義者がピアノとヴァイオリンの練習をしてたり。楽しかった。

2008年5月現在、会館使用団体は「韓文研」と「反原発めだかの学校」の2団体。「京都・水俣病を告発する会」は 2007年4月に契約解約したとのこと。総会当日、京都水俣のコサちゃんにお会いしたけれど、詳しい話はバタバタして聞けなかった。「お金なかったから~!」と言うてはった。もうちょっと話を聞くべきであったなぁ。コサちゃん話は別でする。

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説教台にストーブ
まだ在ったよ♪


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社会情勢的に「景気はイイ!」とはとても思えない、「貧困」や「生存」といったプレカリアートな取り組みが各地で開催されてる昨今ですが、「税金」の財源話も、構造改革やら何やらでいろいろと耳に聞こえてくる。

法人格に対する税制も変わって(というか、法人格そのものが色々と、、、)、現在進行する「法人改革」の結果に寄れば、今まで受けてきた税制面での”恩恵”が無くなるかもしれん、という危機感が総会で話題になった。

実際は「危機感が話題になってた」ということではなくて、具体的な話があったが、ここでは、公益法人格な話は中心課題にならんので割愛。

とりあえず、地塩寮自身が学生自治寮を続けていけるか、会館使用団体が今のまま会館を使用できるか、状況しだい、こちらの取り組みしだいという現情勢であるということが確認された。(使用形態に関して占有はどうなんだ、とか)

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総会自身は、なんというか滞りなく、「色々大変ですなぁ」ぐらいの共通理解の雰囲気で、淡々と進行し、粛々と終了した。盛り上がらなかったという意味ではなく、話されるべき(?)ことが話されたという感じ。あとは、それぞれがんばれ、みたいな。

終了後、引き続き同じ会館2階ホールにて、懇親会。

総会に出席した大きな動機は、久しぶりに出会う友人の顔を見ることでしたが、いやぁ、出席して良かったよ。それこそ15年ぶりの人たちとの再会についつい笑顔になる。あんたも准教授、こっちも准教授! 僕と同世代の人々なんですが、そうか、助教授って廃止されてたんかい!?^^; 知らんかったよ。みんな優秀だなぁ。新しい理事を引き受けてくれはったニシオカさん、笑い声変わってないよね。うれしい。トモくんの変わらぬ腰の低さが笑けた。腰低いのにFXに手を出してるとか。ギャンブラーぶりにびっくり!

コサちゃん@わく星学校、ゲンちゃん@フランス帰りの話は別投稿にて。

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会館、道路側の入り口
多分、普段は閉鎖してる(?)


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懇親会で林先輩が言うてはりました。(僕の記憶)

「1969年から11年間、地塩寮、主自宅に居ました。当時は学生運動なども盛んで、大変な毎日でした。寮、会館にも色々な面々が集まってまさに梁山泊でした。いま、会館にいる団体はその名残(残骸?)です。

僕は東九条で、在日韓国朝鮮人のための高齢者事業をやってます。特別養護老人ホームの建設を進めています。
(中略)
これからも社会的弱者の力になる、共に生きていく人材が、たくさん、輩出されるような地塩寮であってほしい! そのために、望まれるなら持てる力を貸します!」

僕は次のような話をした(僕の記憶)。

「30年前の熱かった話を聞いて思い出しましたが、僕が過ごしたのは15年ほど前の1990年代前半です。ファイナルファンタジーで言うと5,6? 女子プロで言うと全女 VS LLPW 「北斗すげぇよ」とか言ってました。エヴァンゲリオンの放映を、他の寮生の部屋で毎週楽しみに観てました。

大学に入学したときは盧泰愚大統領来日で「来るな、帰れ!」とかやってて、北朝鮮が IAEA の核査察を受ける受けないでもめてました。日本の戦争戦後責任問題話が活発になったのも当時です。15年前も、おそらく30年前と同じように毎日熱かったです。激動の時代でした。
今は、建築設計事務所の所員をしています。アネハ以降書類も増えて大変です。景気の良さは感じることができませんが、京都ウトロの友人はすごいことになりました。”天皇”訪韓でクギリが付いちゃう前にすごいです! うちには子どもが2人、上が4歳で下が4ヶ月です。上の子を毎日保育園に連れてっています。もうすぐ下の子も保育園デビュー。妻と送迎やら何やらどきどきしています。下の子は今は、全く僕になつきません! 朝から晩まで大変です。誰か泣いてます。激動な日常を送っております。
30年前も、15年前も、現在も、いつでも激動です。今の現役さんに対しては、「激動の時代をともに生きて行きましょう。どうぞよろしく!」と自己紹介したい気分です。
時代情勢や法人化やらで寮も会館も大変ですが、これまでも激動でした。これまでもこれからも激動のなか一緒に頑張りましょう。僕も出来ること手伝います」

僕の記憶はいい加減なので、違ってたらごめんなさい。

林先輩は、僕が学生時代に大きな影響を受けた一人でして、お会いしたのは多分数度なんだけど、その中でアナキスト的な民族運動のあり方(?)と言うようなテーマを深めることができました。僕の周りで還暦過ぎてから事業を起こしたり、勉学に勤しんだり、第○の人生をエネルギッシュに謳歌する年配の人々ってのが割りとおるんですが、林先輩もその一人です。ごっつい優しいし、ごっつい熱いわ。

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さて、ええ時間を過ごさせてもらいました。懇親会終了後の、近いOPの飲み会にも参加したかったなぁ、、。 まぁ、リンゴたちが家で寝てるので、家路へ急ぎました。帰りの京阪電車の中で、何度も「思い出し笑い」をしました。


イワノ、長い時間、理事おつかれさまでした。これからもよろしくね^^;






6 コメント:

pgd さんのコメント...

仕事でいけなかったのだけど(直前に日曜日以外にやると気づいて断念)雰囲気はわかりました。ありがとう!

今時の院生にとってエヴァは小学生の体験らしい(汗)。

青ひょん さんのコメント...

ぬぉー、小学生の体験^^;<エヴァ

僕の小学生のときのボトムズ、ダグラムみたいなもんか。

一人でも目を通してくれて、書いたかいがありました。ありがとう。また会える日を楽しみにしています。(実は、会えるかな?と少し思ってた)

会館を巡る話は、ほんとはもっと色々と書きたい胸の内はあるんだけれど、僕の仕事じゃない気もするので、もう少し出しおしみしようかな、というところ。

やんぢゃ さんのコメント...

事務所があんなになってるとは全然知らなかった!赤いなぁ!中もこぎれいになったのかしら。一回ボヤ騒ぎでニュースで見たときは、まだ汚かったのに。いやぁ、ほんまにびっくりした。。

青ひょん さんのコメント...

>やんぢゃ

中も手を入れている。とても良い意味で手作り感あふれる感じで、僕なら既存の板敷き捲ってしまいそうなところを既存のままにして味わいは残ってる漢字。韓文研が学習会などしてる部屋はやんぢゃの知る部屋ではなく、1階西側の部屋。

何かの機会でフラリと見てみ、びっくりするよ。地塩寮OPの中に精力的に会館に力を注いでおられる人がいまして。

先日、やんぢゃより新しい世代のOPの集まりに行ってきたよ。こんゆるやらふぁんげやらが来てる中では年寄りグループ。勿論、僕は一番年寄り^^;

チョン さんのコメント...

ちょんひょんさん
アンニョン!!チョン(泉)です。

ネットサーフィンしてて偶然見つけました!

懐かしいお話しぶりで、ホンワリしてしまいました。


純子の結婚式以来お会いしてませんが、
昔と変わらないちょんひょんさんで良かったです。

お子ちゃま、2人なんですね。
私も無事?結婚して、3歳8ヶ月のやんちゃ♂くんの
育児に追われつつ働いてます。

最近ブルー入ってたので、懐かしい地塩寮とちょんひょんさんに会えて
ちょっぴり 元気になれそうです。

青ひょん さんのコメント...

どんな「偶然」や♪
ひさしぶり。こっちはあいかわらずやで。
建築・工務店・土建屋業界はどこも長いこと大変やねぇ~。
ヨンミの出産話も本人からメールで聞いたで!
また宜しく!

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 /青ひょん

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