2010/07/30

大阪桜ノ宮「龍王宮、最後の龍王宮祝祭」、祈祷師が家の周辺に供物をアレするのだけは、、ゴメン!


10年以上前に何かの機会に訪ねたことがあって、その後一度も敷地内へ入ったことが無かった。もう撤去される期限だと聞き、無くなる前に寄せさせてもらおうと、天神祭の花火の日に「龍王宮」を訪ねました。これまでにも時々ボヤさわぎがあって、ニュースで知るとJR環状線で通勤中に車内から木が生い茂る現場をじっと見るのだけれど、、「うーん、よう見えへんなー」と少し気にするぐらいの縁。

いや、「少し気にする」とか言ったけど、気にして無いよな。ゴメンなさい、、。龍王宮についてはまったくの門外漢。何も知らない。僕の父方の出は慶尚南道やし利用したこともない。ポサル(菩薩)など祈とう師を家に呼ばないで、ここに来て祭事してもらったりできる、、、ぐらいの認識。毎年、天神祭りには来てたけど、ボヤ無かったら、龍王宮の存在も忘れてるもんな。僕からは縁遠い場所やなぁ。

で、地域形成や土着信仰に詳しい方が居られまして、今回を前後して幾つも興味ある話を伺えました。それは良かった。イベントの方はこうのすけさんの仕切り。建築系や民俗系、民族系の友人に再会したりで懐かしく思ったり。子ども時代の若葉の師匠であるツカ(塚崎昌之)も精力的に活動してはった。晩の天神祭奉納花火に合わせた宴会+花火大会に参加できなかったのがすごく残念。




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祝祭、クッ、何度かうちでもお祖母ちゃんがシンバン(神房)や祈祷師を呼ばはりました。長い時間ケンガリをケンケン鳴らしはったり、家中コメだらけにしはるのよね。まぁ、そこまでは、そういうもんやと思うしええねんけど、やっぱり食べ物(供物)を家の周囲にアレしはるんよな。アレがすごくイヤだった。特別なクッやなくて普段の普通のチェサでも、供物を切り分けたものを家の周囲にアレするんやけどね。

で、近所のネコやイタチの餌とかになる前に、キレイにこっそり処分するんやけど、、。なんせ、アレが小さい頃からイヤやった。チェサの時間にも回数にも拘らんようになってきたのにね。「塩をまく」ぐらいやったらええねんけど。今でも家の周辺へ供物をアレするのを、うちのアブジですらこだわってるもんなぁ。謎や。

大川に供物を流す話を聞いてて、その辺のうちの法事のことをずっと考えてました。

あと、龍王宮の敷地南端に渡し船の発着場があったんかな? 「大阪市のウェブページで紹介されてる「源八渡し跡」」の相手はどこなんやろ。龍王宮よりもさらに数十メートル南側に発着場があったんかな?個人的にすごく気になってるんだけど、よく判らなかった。またご存知の方教えてくださいね^^;


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後日「青ひょんさんは、青いアロハシャツみたいのを着ていませんでしたか?」と、kayagum1959 さんから僕が写ってる写真を頂いた。ありがとうございます!着るもんだね。

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  1. 青ひょん
    aohyon 大阪桜ノ宮龍王宮なう 暑いね。ふつうに天神祭で賑わってきてる! 天神祭は毎年来るのに龍王宮は実は来るの10数年ぶりだ。
  2. 青ひょん
    aohyon 龍王宮。 朴明子(パクミョンヂャ)一人芝居「柳行李の秘密」上演中。40人程観劇。明子さんの声が部屋に響く他は、JRのガタンゴトンという音、大川を下る船のエンジン音、セミが鳴いてる
  3. 青ひょん
    aohyon 龍王宮。敷地南端、元船着場「テラス」にてツカさん(塚崎昌之)によるワークショップ。どのように祭事に使われてきたのか、船頭さんの家族話など、古い貴重な多くの写真を交えて。大阪市が昔に調査した際の写真資料など興味深い。撤去工事は明日。一歩敷地の外は天神祭のお客さんでごった返す!
  4. 青ひょん
    aohyon 「龍王宮を存命させる、撤去に反対する、というスタンスではありません。記憶や資料に留めたい。留めるべしであると、、」主催者談。久しい友人知人や、花火、サムギョプサルが名残惜しいが、リンゴたちを迎えに空港へ行くべ。あぁ、名残惜しい。
  5. 青ひょん
    aohyon さっき大阪方面JR環状線内回りで桜ノ宮駅すぐ左下の見える範囲的には、いつもと変わりないように見えた龍王宮


  1. 青ひょん
    aohyon そういえば、明日(水)から数週間がかりで解体工事が進められると、前回の「祭」主催者から伺いました。そういう雨かねぇ。<龍王宮


「統一マダン2011」辺りへ続く

2 コメント:

おりーぶ さんのコメント...

青ひょんさんの実況中継で龍王宮の様子がよく解りました。それと、「あれ」する事も知りました。「あれもないそうです。」私の友人とこは、随分簡素化して法事をするそうです。時代と共に形は変わっても、きっと、1世、2世の思いはどこかで3世、4世に受け継がれていると思います。

ムン青ヒョン さんのコメント...

いや、僕の”報告”よりも、もっと”正しく”龍王宮を知る人、他の参加者の報告などが、他であると思うので(今はなくても、そのうちあると思う)そちらを参考にされるべきです^^;

大川から海へ、さらに済州島へ繋がっていく龍王宮。そういうイメージも供物流しで共有されてきたのでしょう。

家の法事話ですが。大昔は大事な法事の時にはニワトリやブタなんかを1頭つぶしたりしたんよ、って言うてましたが、普段はそういうことないです。供物を家の周囲に”配置”するアレに関しては、割と大きな魚の頭とか生々しいのが、いややったかな^^; 日本(関西)の風習として、節分のイワシの頭を玄関にするんも最近はあんましされてない気がする。

そう。一時期、節分といえば十数のイワシの頭を処理してたよ。これも魚くさい思い出やわ。

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 /青ひょん

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